突然ですが、頭皮ガチガチになってませんか?
仕事や勉強でのPC作業で目を酷使したり、すきま時間でのスマホ、ストレスなどで頭から背中までコリがたまってしまう人が増えています。
- 指で頭皮をつまもうとしても、頭皮が動かない・つまめない
- 生え際や眉上をこぶしでグリグリすると痛い
- 頭皮を触るとブヨブヨしている部分がある(つまめても弾力が感じられない)
上記のチェックで不安を感じた人は、簡単な頭皮マッサージを取り入れてみましょう。
頭皮マッサージにはストレス軽減や顔のたるみ予防、さらには健康な髪の促進など多くのメリットがあります。ここでは、そのメリットを詳しくご紹介し、後半では不器用な方でも鏡を使わずにできる頭皮マッサージの方法をお伝えします。
頭皮マッサージのメリット
1. デスクワークによるストレス軽減
デスクワークを長時間行うと、首や肩が凝りやすく、頭皮の血行も悪くなりがちです。頭皮マッサージは、頭部や首、肩の緊張をほぐし、リラックス効果をもたらします。これにより、ストレスが軽減され、集中力や生産性が向上することが期待できます。
2. 顔のたるみの防止
顔のたるみは、頭皮の血行不良や筋肉の緊張によっても引き起こされます。顔と頭皮は一枚の皮でつながっています。頭皮をほぐす頭皮マッサージを行うことで、顔全体の血行が改善され、筋肉の緊張がほぐれます。これにより、顔のたるみが防止され、顔色も良くなり、若々しい印象を保つことができます。
3. 健康な髪の促進
頭皮の健康状態は、髪の健康に直接影響します。頭皮マッサージは、血流を促進し、毛根に十分な栄養と酸素を供給するのに大切です。マッサージをすることでにより、髪の成長が促進され、薄毛・抜け毛の予防や、健康で強い髪の育成に繋がります。また、シャンプー時に行えば、頭皮の余分な皮脂や汚れも取り除くことができ、清潔な状態を保つことができます。
頭皮マッサージは、これらのメリットをもたらし、デスクワークの合間に行うことで、全体的な健康と美容に大きな効果をもたらす簡単かつ効果的な方法です。
実は、頭の中でも筋肉がない部分があります。筋肉のない頭頂部(帽状腱膜エリア)は、自力では動くことができないので血行が悪くなりがち。周りの筋肉に連動して動くことはできますが、周りにある前頭筋・側頭筋・後頭筋も凝っているとさらに悪化しやすくなります。
頭皮のコリは、首や肩のコリにまで影響が及ぶので意識してマッサージしましょう。
簡単な頭皮マッサージの方法
ここでは、不器用な方でも鏡を使わずにできる頭皮マッサージの方法を紹介します。
指の腹で軽く押す
両手の指の腹を使って頭全体を優しく押します。指を広げて頭皮にしっかりと接触させ、円を描くように動かします。1〜2分間、リラックスした状態で行いましょう。
こめかみのマッサージ
両手の親指をこめかみに当て、他の指で頭の両側を軽く押しながら回します。こちらも1〜2分間、優しく行いましょう。
耳を引っ張って回す
耳の中心をつまんで、円を描くように引っ張りながら前から後ろに数回まわします。反対向きにも数回まわします。
全体的な頭皮の揉みほぐし
両手の指の腹を使って、頭頂部から後頭部、側頭部まで全体をまんべんなく揉みほぐします。指を使って小さな円を描くように頭皮を動かし、3〜5分間行います。
しっかりコリをほぐしたいときは、指の腹ではなく、親指の付け根側の腹で行ったり、こぶしをつくり小さな円を描くようにグリグリと刺激を与えてもOK。頭蓋骨から筋肉をはがすようなイメージで行ってみましょう。
耳の後ろのマッサージ
耳の後ろに親指を当てて、残りの指で頭を支えながら円を描くようにマッサージします。2〜3分間、軽く押すように行いましょう。耳の後ろはリンパが多く集まる場所なので、丁寧に行うことが大切です。
頭皮マッサージを習慣化しよう
頭皮マッサージを習慣化することで、デスクワークによるストレスを軽減できるだけでなく、お顔や髪など見た目の印象もよくなります。お仕事や勉強、家事のすきま時間をうまく利用して数分マッサージして、リフレッシュ&エイジングケアにつなげましょう。