傷んだ髪を救う!『活性ケラチン』とは

ヘアケアに興味がある人なら一度は聞いたことがある成分『ケラチン』。

ダメージケアを目的としたアイテムに取り入れられるケラチンですが、最近『活性ケラチン』という成分が注目され、美容室のトリートメントメニューに取り入れられるようになってきました。

そこで今回は、わかってるようでわかってない人も多いケラチンと、よく目にする加水分解ケラチン、注目の成分 活性ケラチンについて解説します。

なべ
なべ

簡潔に言うと、ケラチンをどういう形で成分化したかで「ケラチン」「加水分解ケラチン」「活性ケラチン」と区別されています。ケラチンはタンパク質の一種で髪の主成分なのですが、加工方法などにより、髪への浸透のしやすさや期待できる効果が変わります。

ケラチン

構造と特性
  • ケラチンは自然界に存在するタンパク質で、髪、爪、皮膚に含まれています。
  • 髪の毛の主な成分で、8割ほどをケラチンが占めています。
  • 大きな分子で、強固な構造を持ち、髪の強度や弾力性を保つ役割を果たします。

加水分解ケラチン

構造と特性
  • 加水分解ケラチンは、ケラチンを化学的に加水分解し、ケラチンの分子を小さなペプチドやアミノ酸に分解したもの。
  • 分子サイズが小さくなり、髪の内部までしっかりと浸透します。
髪への効果
  • 【深部補修】髪の内部に浸透し、ダメージを受けた部分を内側から修復します。髪がより健康で強くなります。
  • 【保湿効果】髪の内部に水分を閉じ込める効果があり、乾燥を防ぎます。髪がしっとりとし、やわらかくなります。

使用例:

トリートメント ダメージを受けた髪を内部から補修し、健康な状態に導きます。

ヘアマスク 深層保湿と補修を行い、髪に栄養を与える。

アウトバストリートメント 洗い流さないタイプで、持続的に髪を保湿し、保護する。

netsbee
netsbee

髪のダメージが気になる人、髪の内部から補修したい人におすすめです。

ビューティシモ フローリム ヘアケアミスト

ドライヤーで乾かすと絡まる髪や、朝起きるとパサつく髪におすすめのネッツビー オリジナルアイテム。加水分解ケラチン(羊毛)以外にも、エルカラクトン、モリンガエキスなどの成分を配合。ドライヤー前はもちろん、寝ぐせ前にも使える万能ヘアミストです。

活性ケラチン

構造と特性
  • 活性ケラチンは、ケラチンを特定の加工を施し、髪に浸透しやすい形にしたもの。
  • 分子サイズが小さくなり、髪の内部までしっかりと浸透します。さらに、髪の強化と保護効果もあります。
髪への効果
  • 【深部補修】髪の内部に浸透し、ダメージを受けた部分を内側から修復します。これにより、髪がより健康で強くなります。さらに、活性化処理された成分により補修効果が高まります。
  • 【保湿効果】髪の内部に水分を閉じ込める効果があり、乾燥を防ぎます。髪がしっとりとし、やわらかくなります。
  • 【強化】髪の内部構造を強化し、切れ毛や枝毛を減らす効果があります。

使用例:

集中補修トリートメント 特にダメージがひどい髪に対して、深部から強力に補修します。

エッセンスセラム 高濃度の活性ケラチンを含むことで、髪の保護や強化をします。

サロントリートメント 最高のケアを施すために美容室のトリートメントメニューで使用されることも。

netsbee
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深刻なダメージヘアや、集中的なケアで内部から補修したい人におすすめです。

KERAFFECT ケラフェクト

ニュージーランドに生息している羊の羊毛から、特許製法によりケラチン本来の性質が失われないように抽出した特別なケラチン”KERATEINE SPW®︎”は、毛髪への結合が高く、ダメージの補修力に優れています。

KERAFFECTは、数種類の分子量の活性ケラチンを独自の処方で開発したヘアケアブランド。髪の芯からうるおいを与える今までにないプロダクトです。一般の方でもお買い求めいただける「HOME CARE」と美容室専門品の「PROFESSIONAL」があります。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

活性ケラチンを含んだ商品はまだまだ少ないのですが、ここ数年で注目されはじめてきていて、サロンメニューに取り入れる美容室も増えてきました。ハイブリーチやアイロン・ドライヤーの熱などで、深刻なダメージでお悩みの方にはおすすめの成分なので、サロンメニューやホームケア製品などでぜひお試しください。

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