こんにちは、ネッツビーです。
今年の春は新生活にあわせて、もしくは春夏のファッションにあわせて髪色を変えた方もいれば、自分のスタイルにあわせて髪色はそのままという方もいらっしゃると思います。
今回のテーマは『ヘアカラーと紫外線対策』について。2025年春夏のトレンドカラーの紹介とともに、カラーをより長く楽しむための紫外線対策を紹介します。
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2025年春夏のトレンドカラー
今年の春夏で流行しているカラーは、暖色系が中心です。ピンク系のカラーやウォームブラウン、ラズベリーベージュが人気のようですが、寒色系だと、透明感を重視したグレージュ系の寒色カラーが人気です。

- ピンク系カラー(暖色系)…ピンクベージュやピンクブラウンが人気。柔らかく透明感があるカラーです。明るさ別に調整が可能なので、落ち着いた雰囲気から華やかな印象まで作れるため、幅広い年代に人気です。
- ウォームブラウン(暖色系)…ブリーチ不要で、自然な仕上がりが魅力。肌なじみがよく上品なツヤ感があるので、こちらも幅広い年代に人気のカラーです。
- ラズベリーベージュ(暖色系)…ベージュとピンクを組み合わせた色味は、透明感と柔らかさを感じられるカラー。ダークトーンでも透明感を出せるため、30代・40代の落ち着いた雰囲気の女性にも人気です。
- グレージュ系カラー(寒色系)…シアーグレージュやミルクティーグレージュなどの透明感のあるカラーも人気が続いています。クールで知的な印象を演出できるカラーなので、仕事やプライベートのどちらでも映える色味を好む層に人気。
ところで、美容室できれいな髪色にしたのに、気づいたら退色や変色してしまった経験はないでしょうか。私もケアを怠っていて、気づいたら髪色が残念なことになってしまった経験があります。私のような残念な思いをしてほしくないので、ここからは、春夏のカラーケアについてポイントをお伝えします。
ヘアカラーの変色に注意!
紫外線の影響で髪にダメージを受けることはみなさんご存じですよね。その紫外線の影響によって、ヘアカラーで染めた髪が変色してしまうことはお気づきでしょうか。
いわゆる『退色(褪色)』といわれていますが、カラーによっても影響の受け方は違います。一般的に、暖色系よりも寒色系のカラーの方が変色しやすいといわれています。暖色系も変色しますが、寒色系ほど顕著な変化はありません。
それでは、具体的に「暖色系」「寒色系」にわけて、より長くきれいなカラーを楽しむためのコツをみていきましょう。
暖色系カラーは染料の粒が小さく、髪内部に浸透しやすい一方、定着力が弱いといわれていて、シャンプーなどで染料が流出しやすいです。紫外線の影響は、色味の変化は少ないものの退色はします。

暖色系カラーは、シャンプーとヘアドライに気をつけましょう!
【シャンプー時】洗髪で染料が流出しやすいので、熱すぎるお湯は避け、洗浄力のマイルドなシャンプーを使いましょう。
【ヘアドライ】お風呂上がりは、濡れた状態で放置せず、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。ドライヤーで乾かすことで、キューティクルが閉じて整うため、染料の流出を防ぎます。
寒色系カラーは染料の粒が大きく、髪内部まで浸透しにくいといわれています。そのため、髪表面には定着しやすいですが、紫外線の影響を受けやすく、一部の色素が酸化して変色することがあります。暖色系の退色とは違い、紫外線の影響で赤茶けた色味や黄味が強くなることもあります。特に寒色系のマット系やアッシュ系の色素は変色しやすいといわれています。

寒色系カラーは、ドライヤー・アイロン時の熱対策、紫外線対策がポイントです。
【ドライヤー・アイロン】ドライヤー・アイロンなどの熱による影響で染料が酸化しやすいため、熱ダメージへの対策が必須です。熱ダメージに特化したアウトバストリートメントをドライヤー前に使うようにして、髪の保護をしましょう。
【紫外線対策】髪用のUVスプレーや帽子、日傘を活用して、紫外線から髪を守りましょう。帽子や日傘だけでは、毛先などの対策が不十分なので、お出かけ前はかならずUVスプレーやクリームを使いましょう。
【紫外線対策】寒色系カラーの方が紫外線の影響が強いことはおわかりいただけたと思いますが、暖色系カラーももちろん紫外線対策は必要です。髪用のUVアイテムの多くには、トリートメント効果のあるものが多く、使用することで保湿やダメージケアしてくれます。夏の日差しは髪の乾燥を引き起こし、パサパサになりやすく、ツヤ感も失われダメージも加速しがちです。肌のUVケア同様、髪へのUVケアも習慣化していきましょう。
【カラーシャンプーの使用】ヘアカラー専用のシャンプーを使うことで、ダメージケアや色持ちがよくなります。染料をチャージするピンクシャンプーなどや反対の色味をチャージすることで補正する紫シャンプーもありますが、ヘアカラーで流出しがちな成分を補ってくれるカラーケアシャンプーなど様々なものがあります。
日頃からの紫外線対策が大事!
キレイな髪色の維持はもちろん、健康的な髪を保つには、日頃からの紫外線対策が大事です。
紫外線を浴び続けた髪は、肌と同じようにバリア機能が低下します。髪は強度が弱まり、いわゆるダメージ毛といわれる状態に。保湿機能が低下し、ツヤが失われ、パサついてしまうので、髪用のUVスプレーなどで髪を保護するようにしましょう。スプレータイプなら、頭皮のUVケアもしやすいため、分け目やつむじ付近の日焼けの対策もできます。
7・8月が紫外線が強くなるとはいえ、ここ数年で4月に日焼けしてしまった話を耳にすることも多いので、これを機にぜひ早めに紫外線対策を行っていきましょう。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
