注目ヘアケア『ボンドトリートメント』ブランド比較

最近よく見かける『ボンド トリートメント』
なんとなくダメージケアによさそうな気はするけど、普通のトリートメントと何が違うのか。わかるようでわからない違いや選び方。効果的に使うなら、自分のマッチすることが大事です!

今回は、そんなボンド トリートメントについて、代表的な「シュワルツコフ」「ボンドプレックス」「オラプレックス」を例にあげて解説します。

ボンド トリートメントとは

ボンドトリートメントは、ブリーチや頻繁なカラーによるダメージで傷んだ髪内部の結合(ボンド)を補強・再構築することで、毛髪そのものの強度としなやかさを取り戻す新技術によるトリートメントのこと。

従来のトリートメントが髪表面や手触りにアプローチするのに対し、ボンドトリートメントは髪内部の構造レベルまでケアするのが最大のポイントなんです。

普通のダメージケアトリートメントとの違い

一般的なダメージケアトリートメントは「髪に栄養分を与えて補修・保湿・コーティング」し、手触りやまとまり・ツヤを出すものがほとんどです。しかし、ボンドトリートメントは、カラーやパーマで壊れてしまう髪の結合自体を科学的な成分の力で再結合・補強する仕組みのため、「根本的なダメージ修復力」が段違い。

とくにハイダメージの方、パサつき・枝毛・うねり・広がりが気になる人に効果を発揮します。

▶通常のトリートメント:髪表面の手触りや指通りを改善。主な目的は「保護・保湿・質感向上」
▶ダメージケアトリートメント:通常のトリートメント+髪に栄養をチャージ。主な目的は「ダメージ補修・保護・保湿・質感向上」
▶ボンド トリートメント:髪内部の損傷した結合部分の再結合・補強することで、より効果的なダメージ補修が可能。髪内部の根本的なケアのため、ブリーチやパーマ、カラーを繰り返す人にとって救世主的ケア。

代表的3ブランド比較

様々なブランドからボンドトリートメント製品が発売されていますが、今回は人気の3ブランドについて比較。

シュワルツコフ
FIBREPLEX

ジカルボン酸、ボンディング成分、ヒートアクティブプロテインなど。髪内部の保護&強化、水分保持。
ハイトーン、ブリーチ、枝毛や切れ毛が気になるダメージ毛
パウダリーグリーンフローラルの香り
サロン専売中心

ボンドプレックス
BONDPLEX

アミノボンド(アミノ酸誘導体+マレイン酸等)。ダメージを補修&水分量UP。基本的にはインバス~アウトバスの5stepシステムケア。
切れ毛、裂毛、カラー毛などハイダメージ毛
フルーティムスクの香り
ドラッグストア購入可能

オラプレックス
OLAPLEX

特許成分「ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール」。栄養補給ケア+ダメージ要因除去&毛髪強化。
全ての髪質に◎。特にエイジング毛・ハイダメージ毛・細毛軟毛の方は効果を実感しやすい。
洋ナシの甘くフレッシュな香り
サロン専売中心

どう選ぶ?自分に合うボンドトリートメント

【ダメージレベル大】【ブリーチ・カラーが頻繁】
シュワルツコフやオラプレックスがおすすめ。髪内部までしっかり補修したいならサロン専売が◎

【コスパや手軽さ重視】【ダメージレベル小】
ダメージが軽い&コスパを求めるなら、ドラッグストアでも買えるボンドプレックスがおすすめ。

髪が細かったり、仕上がりが重くなりすぎない人は、ミルクタイプや軽い仕上がりになるものを選ぶと失敗しにくいです。

ボンド トリートメント=髪内部の結合強化ケアなので、比較的ダメージレベルが大きい人向けにはなりますが、ブランドによって使用感や対象ダメージ、価格帯が異なるので、今の自分の髪質にあったケア内容や仕上がりの好みを選びましょう。また、継続的に使うアイテムの場合は、予算も大事ですので無理なく続けられるものを選ぶことも重要です。

まとめ

「髪を根本から美しくしたい」「繰り返しカラーで傷みが気になる」人には、ワンランク上の補修力を誇るボンドトリートメントが救世主。

まずは気になるブランドからチャレンジし、髪の芯から輝く美髪へアップデートしましょう。