「目が赤くて痛い」
「まぶしくて目を開けづらい」
「視界がかすむ」
そんな症状が続いている場合、ぶどう膜炎が関係している可能性があります。ぶどう膜炎は比較的まれな病気と思われがちですが、実は視力低下の原因として重要な疾患のひとつです。放置すると重い合併症につながることもあるため、正しい知識を持つことがとても大切です👩🏫今回は、ぶどう膜炎の基礎知識から原因、症状、治療法、日常生活での注意点までを、医療知識がない方にもわかりやすくお伝えいたします❕
ぶどう膜炎とは、目の中にある「ぶどう膜」と呼ばれる組織に炎症が起こる病気の総称です。ぶどう膜は、虹彩・毛様体・脈絡膜という3つの部分から構成されており、目に栄養や酸素を届ける重要な役割を担っています🧬
このぶどう膜に炎症が起こると、目の痛みや充血だけでなく、視力低下や飛蚊症(視界にゴミのようなものが見える症状)など、さまざまなトラブルが現れてきます…💥💥

ぶどう膜は、カメラでいうとフィルムやレンズ周辺の精密な調整を行う部分にあたります👀
- 虹彩:瞳孔の大きさを調整し、入る光の量をコントロール
- 毛様体:水晶体の厚みを変えてピントを調節
- 脈絡膜:網膜に酸素や栄養を供給
これらのどこか、あるいは複数に炎症が起こることで、ぶどう膜炎は発症します🚫

ぶどう膜炎は、炎症が起こる部位によって主に4つに分類されます🚩
前部ぶどう膜炎
最も多いタイプで、虹彩や毛様体の前方に炎症が起こります。
目の痛み、充血、まぶしさが強く出やすいのが特徴です。
中間部ぶどう膜炎
硝子体周辺に炎症が起こり、飛蚊症やかすみ目が目立ちます🗑
後部ぶどう膜炎
脈絡膜や網膜が中心となる炎症で、視力低下が起こりやすく、重症化しやすい傾向があります。
汎ぶどう膜炎
ぶどう膜全体に炎症が広がった状態で、症状も強く、治療に時間がかかることがあります⏰

◆ 代表的なもの ◆
- 目の充血
- まぶしさ(羞明)
- かすみ目
- 目の痛み、違和感
- 視力低下
- 飛蚊症
※軽い症状から始まることも多く、疲れ目かなと見過ごされがちですが、症状が続く場合は早めの受診が重要です🏥

ぶどう膜炎の原因は大きく分けて感染性と非感染性があります。
- 感染性
・ウイルス(ヘルペスウイルスなど)
・細菌
・真菌
・寄生虫
感染が原因の場合、原因微生物に応じた治療が必要になります🔎 - 非感染性
・自己免疫疾患(ベーチェット病、サルコイドーシスなど)
・膠原病
・原因不明(特発性)
特に日本では、原因が特定できない特発性ぶどう膜炎も少なくありません📝

診断は眼科で行われ、以下のような検査が組み合わされます❕
- 視力検査
- 細隙灯顕微鏡検査
- 眼底検査
- OCT(光干渉断層計)
- 血液検査、画像検査(必要に応じて)
※ぶどう膜炎は全身疾患と関連することも多いため、内科など他科との連携が必要になるケースもあります。


治療の基本は炎症を抑えることです🌬
薬療法
・ステロイド点眼薬
・ステロイド内服薬
・散瞳薬(虹彩の癒着予防)
・免疫抑制薬(重症例)
原因が感染症の場合は、抗ウイルス薬や抗菌薬が使われます💊
治療期間
症状が落ち着いても、自己判断で治療を中断すると再発しやすいため、医師の指示に従うことがとても重要です🏥

ぶどう膜炎を放置すると、合併症を引き起こすことがあります⚠
- 白内障
- 緑内障
- 網膜剥離
- 黄斑浮腫
これらは視力に大きな影響を及ぼすため、早期治療と継続的な経過観察が欠かせません📍
- 処方された点眼薬は用法・用量を守る
- 定期検診を欠かさない
- 目の疲れをためない
- 体調管理を意識する

特に自己免疫疾患が関連するケースでは、生活習慣の見直しも大切になります🎗
ぶどう膜炎は、早期発見・早期治療が視力を守るカギとなる病気です🔑一時的に症状が軽くなっても、再発を繰り返すことがあるため、長期的な観察が必要になる場合もあります。いつもと違う目の不調を感じたら、我慢せずに眼科を受診してください❕正しい知識と適切な治療によって、視力を守ることが大切です。

