美容マストアイテム【日焼け止め】顔用・ボディ用は使い分けた方がいい?

春になると、店頭には日焼け止めがたくさん並び始めますね。どれを買っていいのか悩む人も多いのではないのでしょうか。そこで今回は、日焼け止めの選び方の中でも【部位別】で使い分けるべきかどうか特徴とともにお伝えします。

目次

  1. 日焼け止めは必要?
  2. 日焼け止めの種類【部位別】
  3. 使い方のコツ

1.日焼け止めは必要?

結論からいうと、健康や美容のために日焼け止めは使用したほうがいいです。

日焼け止めを使う目的はいくつかあります。

  • 紫外線から肌を保護するため
  • 肌の美容効果を促進するため

日焼け止めは、主に紫外線から肌を保護するために使用されます。紫外線にはUV-AとUV-Bの2つの種類があり、これらの紫外線は肌に様々なダメージを与える可能性があります。日焼け止めは、この紫外線から肌を守り、日焼けやシミ、シワ、皮膚疾患などの予防に役立ちます。

また、日焼け止めが美容のマストアイテムであることは周知のとおりで、紫外線を必要以上に浴びると肌の老化を早め、シミやシワの形成を促進するといわれています。特に顔用に開発された日焼け止めには保湿成分や美容成分が含まれているものも多く、ベースメイクに使用することで肌をより美しくみせてくれたり整えてくれます。

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性別や年齢に関係なく、日焼け止めの使用をおすすめします。

日焼け止めを使用しないで、長時間紫外線を浴びると日焼けするだけでなく、赤みや炎症といった皮膚トラブルが生じやすくなります。紫外線はシミやシワなどの肌の老化を促進するので美容目的と考えがちですが、皮膚がんをはじめとする疾患の原因につながるので、男女関係なく赤ちゃんから年配の方まで紫外線対策をした方がいいでしょう。しかし、過剰な紫外線対策には気を付ける必要があります。特に小さなお子さんの場合、骨の成長と健康維持のためには紫外線によるビタミンD生成が大事なので、適度な日光浴をさせるようにしましょう。

2.日焼け止めの種類【部位別】

売り場に行くと日焼け止め商品がたくさん並んでいて、どれを選べばいいか悩んでしまいますよね。テクスチャやSPF値の違いもありますが、基本的に使用する場所にあわせたものを選ぶようにしましょう。

顔用

身体に比べて皮膚が薄くデリケートなため、低刺激でクレンジングしやすい肌にやさしいものが多いです。また、テクスチャは、化粧下地としても使いやすい乳液・クリームタイプで、保湿成分や美容成分が配合されています。化粧下地やベースメイク用アイテムにも日焼け止め成分が配合されているものも多いので、季節やシーンにあわせてSPF・PA値などが高いものを使い分けましょう。

からだ用・ボディ用

顔用に比べると、汗や水に強い成分が配合されていたり、身体に塗りやすいよう様々な形状の商品があります。従来タイプのミルクや乳液、ジェルタイプは伸びがよく使いやすいものが多いです。ミストやスプレータイプは背中などの塗りにくいところやメイクの上から使うのにおすすめです。最近見かけるようになってきたスティックタイプは、手を汚すことなく使えるので人気ですが、ムラにならないよう注意が必要です。

全身用

顔も含めて全身に使えるタイプもあります。どちらかというと、からだ用に近く汗や水に強い成分を配合されているものが多いです。1本で全身をカバーできるので便利です。

髪・頭皮用

髪の毛や頭皮の日焼け対策におすすめです。特にカラーやブリーチをしている髪は紫外線のダメージをうけやすく。退色やダメージの原因に。髪用のUVカットスプレーは、紫外線から守るだけでなく保湿・トリートメント効果成分が配合されているので一年中使用するのもおすすめです。また、分け目やつむじ周辺は日焼けしやすく、乾燥や炎症により頭皮ダメージにもつながるので、帽子や日傘を使用しない場合は髪用の日焼け止めを使うようにしましょう。

SPF・PA

SPF…肌の赤みや炎症、シミやそばかすの原因となる紫外線B波(UVB)を防ぐ指標。最大50+で、数値が大きいほど防ぐ効果は大きいです。買い物や散歩といった日常生活なら、高い数値にこだわる必要はありません。炎天下のレジャーを楽しむ場合は数値の大きいものを選ぶようにしましょう。

PA…しわやたるみなど発生の原因にかかわる紫外線A波(UVA)を防ぐ指標。最大++++で、数値が大きいほど防ぐ効果は大きいです。紫外線A波は、雲や窓ガラスを通り抜けやすい性質のため、曇りの日や室内でも対策が必要です。

SPF・PAの値に関係なく、塗りなおしは必要です。こまめに塗りなおすことで効果を持続させられます。

紫外線吸収剤・紫外線散乱剤

日焼け止めの成分は大きく分けると2つあります。

紫外線吸収剤…肌の代わりに紫外線を吸収する化学物質で、紫外線が皮膚の細胞に浸透するのを防ぎます。汗や水に強いため、落ちにくいメリットはありますが、しっかりクレンジングをするようにしましょう。敏感肌の場合、成分によっては肌トラブルを引き起こすこともあります。

紫外線散乱剤…肌を覆った散乱剤が物理的に紫外線を反射・散乱させて、紫外線の影響を防ぎます。低刺激ということもあり、赤ちゃん向けの商品に配合されることも多いです。商品の中には、白浮きしやすいものもあります。

※一部の紫外線吸収剤の成分は、各国のリゾート地などで規制されているので事前に確認しましょう。

サンゴ保護をはじめとする海洋環境や生態系保全のために、一部の紫外線吸収剤が規制されている地域があります。旅行する際は、事前に確認するようにしましょう。

3.使い方のコツ

基本的には【ムラなく塗る】【2-3時間おきに塗りなおす】ことで、日焼け止めの効果を最大限に引き出せます。

ムラなく塗るためには、たっぷりの量をやさしく肌に広げることを意識しましょう。少ない量で広げるとどうしてもムラができやすくなります。重ね塗りも効果的です。また、活動する直前のタイミングで塗ると肌へのなじみが弱く、衣類などのこすれで落ちてしまうことも。日焼けしやすい鼻や頬などの顔まわり、手の甲などはしっかり塗るだけでなく、塗りなおしも大事です。

塗りなおすときは、余計な油分や水分をふき取ってから塗るようにしましょう。メイクの上から塗りなおす場合は、ティッシュオフなどでやさしく油分をとってから塗りなおしを。スプレータイプの日焼け止めはメイクがよれにくいので、外出時用として使い分けるのがおすすめです。レジャーなどで汗をかいたり、肌が濡れている場合もタオルなどでふき取ってから塗りなおしましょう。ウォータープルーフなどの汗や水に強いタイプも衣類や活動によって擦れて落ちてしまうので、落ちてしまったと感じたら塗りなおすことも必要です。どの日焼け止めも効果の持続には限りがあるので、こまめに塗りなおすようにしましょう。

まとめ

日焼け止めはSPA・PA値で選ぶのはもちろん、部位別・シーン別で使い分けるようにしましょう。普段のベースメイク下地のUVカット効果を確認して使い分けたり、塗りなおし用として全身に使えるものを選ぶのもおすすめです。また、ここ数年で頭皮焼けの悩みも増えているので、帽子や日傘が使えないシーンにあわせて、髪・頭皮用の日焼け止めも使うようにしましょう。

日焼け止めの知識を増やし、今年は上手に使い分けて日焼けトラブルのない肌になりましょう!

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